イメージと反応

右脳と左脳の関係

唐突ですが、「レモン」や「梅干し」をイメージしてみてください(笑)。

口の中がすっぱく感じたり、自然と唾液が出たりしますよね。これって当たり前のお話のようですが、結構すごいこと!食べてないのに、イメージしただけで食べたときと同じように脳から信号が出て、ちゃんと「生理反応」が起こっているんです。

私たちのカラダは結構シンプルにできていて、大好きな異性をイメージするとドキドキしたり、怖い話を聞くと背筋がゾっとしたり、鳥肌が立ったり、耳元に蚊がプーンと飛ぶ音をイメージするとむずがゆくなったり(笑)。これらは五感と密接に関係していて、イメージをつかさどる右脳の働きと言われています。

一方、左脳は理論をつかさどる脳と言われています。この左脳の一番重要な役割は、私たちの安全を守るためにルールをつくり、「不安」という警告を発し、先々危ない目に遭わないようにブレーキをかけることです。

これは大昔のご先祖さまの時代では、「恐竜に見つかったらどうしよう」「恐竜に食べられたら死んじゃうぞ!」と、天敵から身を守るために非常に役に立つ“安全装置”だったようです。

今の時代でも、左脳は人が安全に生きていくうえで重要な役割を果たしてくれていますが、現代人である私たちはいろいろなルールが増え過ぎていて、常に警戒して力んでいると言っても過言ではありません。

この左脳が頑張り過ぎてしまうと常に緊張状態が続き、皮肉なことに、カラダが本来持っている力をフルに使えなくしてしまうのです。

Point 緊張を解いて100%の力を使うためには、「リラックスしてプラスイメージをつくること」が大切。

そもそもリラックスってどうするの?

緊張状態真っ只中にいらっしゃるときに、みなさんがよくおっしゃるのが「リラックスって難しい」ということ。頭で考えると難しそうですが、思考から離れて感じること、要はシンプルに五感にプラスエネルギーを与えることでリラックスしやすくなります。

みなさんの身の回りにも今すぐ活用できるリラックス法がたくさんあります。「マイナスイメージにとらわれているかも」「力が入ってるなぁ」と感じたら、以下にご紹介するリラックス法でも、それ以外でもかまいません。まずはひとつ、生活に取り入れてみましょう。

試してみよう
深呼吸・アロマ・癒し音楽・半身浴・ストレッチ・スポーツ(水泳・ランニングなど)・目を閉じて周囲の音に耳を澄ます・散歩をする・自然に触れる・動物と遊ぶ……etc。

メンタルコラム「できない私は、ダメな人間?」

「分かってるんだけど、できないんだよね
よく聞くお話ですよね。

唐突ですが、ドラえもんの絵を描いてみてください。冗談ではありませんよ(笑)。

どうですか?上手く描けましたか?
「似てるけど、何か違う
「まったくドラえもんに見えない

正確に描けた人はなかなかいないのではないでしょうか?でも、あなたの頭の中では、はっきりとドラえもんがイメージできますよね?おそらく、のび太もジャイアンもスネ夫もはっきりと頭の中にいるでしょう。

なのに、いざ表現すると本物とズレてしまう。これは、「頭では分かっているのにできない」というシンプルな例です(笑)。私たちの脳は、分かっているというほど鮮明には分かっていないのが事実で、イメージはかなり曖昧(笑)。

「頭で分かっていること」と「できること」は違って当たり前です。できないからってダメってことではなく、大切なのは、本物(正しいもの)を見て少しずつ“微調整”していくこと。(ドラえもんの例で言えば、実際にドラえもんの絵を見た後、もう一度描いてみること)

情報社会では、星の数ほどある情報の中から誰もが膨大な知識を吸収しています。そのため、分かること(=知識)ばかり増えると、その分できないこと(=問題)も増えていく。これは当然のことなのです。

あせらずに、リラックスして、微調整していけば、いつの間にかできるようになっていますよ。

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